多種多様な箔とプリントテクノロジー

デジタル箔

箔版不要の箔プリントシステム

画期的なオンデマンド箔プリントを可能にしたデジタル箔プリントシステム。
その最大の特徴はデーターで箔押し部分に特殊トナーを印刷し、その部分のみに箔を転写(熱ロール機使用)できることにあります。
版と箔押し機を使用することなく箔プリントが可能なことから、小ロットでの制作物のコストダウンが可能になりました。
またサンプル作りにも大きな効果を発揮し、特にパッケージの試作やプレゼン等では実際のメタリックな表現が大きな訴求力を付加します。
さらにホットスタンプの苦手とする大面積の全面箔押プリント等においても安定した転写が可能です。
金銀をはじめ基本的なカラーは取り揃えております。
海外でも大いに注目されているこのシステムを一度お試し下さい。

デジタル箔プリントの動画です。

規格

幅:640㎜ 
長さ:120m

コールドホイル【コールド箔】

箔プリント・印刷を同一行程で

通常のホットスタンプと異なり、箔の転写用に特殊な接着剤を印刷し、箔プリントとオフセット印刷をワンパスで完遂させる“コールドホイルシステム”に対応した箔です。熱や圧を必要とせず、箔の上から印刷をかけたりとその用途は多種多様です。
国内ではまだ少数派ですが、海外では新たな技術や機械が相次ぎ発表されており今後も注目されております。
村田金箔のコールドホイルは国内外でも多くの実績を残し続けており安心してお使いいただけます。

規格

幅:640㎜ 
長さ:1000m~(他)

絶縁箔

電子の影響を受けない箔

金属光沢がありながら電磁誘導性がほとんど無い為、電子レンジの使用が想定される食品容器やラベル類にも安心して使用できます。
(通常のアルミ蒸着箔ではスパークします)また、腐食に強いことも大きな特徴です。
さらに金属探知器に感知しないことから、異物検査器の使用が不可欠な衣類や寝具のタグへの箔プリントに最適です。

規格

幅:640㎜ 
長さ:120m~

導電箔

電気を通す箔

プラスチックや紙、フィルムの表面へ電極の形成や導電性を持たす繋ぎの役目としてのブリッジやアンテナをアップダウン方式やロール転写方式で可能にする特殊な箔です。
最大の特徴は「ドライメソッド」という「ウェット」と呼ばれる液状のインクや溶剤等を使用しない方式ということにあります。
従来のシルクスクリーン印刷方式やインクジェットによる印刷方式に比べ「乾工程・マスキング・溶剤」等をなくす事ができ、求められる電気特性に応じて膜の厚みを極薄から厚膜までできるというメリットがあります。
現在、電気部品や医療用センサーの電極や接点、回路のブースターアンテナやブリッジ、RFID(アパレルの自動精算用のタグ等)用として商品開発に注目を集めています。

規格

幅:–㎜ 
長さ:–m