先日、念願の木曽路に行ってきました。
旧中山道を岐阜県の中津川から長野県の塩尻にむかって約100キロほどの行程でした。
街道沿いに点々とする「宿」の中には有名な馬籠宿、妻籠宿、奈良井宿があり、江戸時代の趣を残す街並みはそれぞれが個性を残した作りで風情たっぷりでした。
しかし、聞こえてくる声は不思議と外国語ばかりで、すれ違う観光客もその多くが日本人ではなかったのは本当に意外でした。大きなホテルや団体ツアーもなく交通も決して便利とは言えません。
日本人でも行った事ある方は少ないんじゃないでしょうか?
それでもバックパックを肩にもくもくと中山道を歩いていく海外の方々を見て、江戸時代の旅人の姿がかぶり微笑ましくもなりました。
時代の変遷と改めて日本への興味が我々の考えるそれとは違うんだなあ、という事実を目の当たりにさせられた旅でした。
村田金箔グループ
会長 村田 淳