最近はもっぱらポケモンカードのアプリにハマっている。
カードバトルなんて小学生以来だが、早く進化させてくれーなんて思いながら気づいたらベッドで寝落ちするまで遊んでいる。奥さんにいつまでやってるの、とそれこそ小学生のように怒られている。

さて、寝落ちで思い出したのだが、昔から寝ることが厄介なほど得意だ。起きているのが苦手と言い換えてもいい。
いざ寝ようと思えば10秒も経たずして眠ることができる。入眠の良さだけなら便利なのだが、それに加えて「いつでも」「どこでも」「何時間でも」眠れてしまう。

寝て起きたら翌々日だったなんてことはざらにあるし、付き添いで参戦した某バンドのスタンディングライブで知らない曲が演奏されていたときには盛り上がる周囲をよそにスタンディングスリープをきめていた。
睡眠は薬に勝るというが、多忙な現代日本社会において睡眠時間が長いことほど不利なことはない。

一説によると、生物の本来の姿は睡眠状態にあるらしい。
その中で植物と違い、動物は覚醒──起きるという能力を得て安全圏に身を移動させるように進化を遂げたそうだ。

起きて行動するようになった進化の先に今の世の中があるのだろう。とすると、この眠ることに特化した体質は生物として退化していると考えられる。
早く進化させてくれ。

村田金箔グループ 生産管理G
大阪本社 橋森
2024/12/10