「環境問題」・・・最近では取り組んでいる企業や家庭、個人は珍しくなくこれが一つの指標になっています。
当然、我々村田金箔グループもずっと以前からオフィスでのペーパーレス化や工場での製品生産時のロス削減、ゴミ発生の抑制等に取り組んできております。もちろん今後もしっかりと取り組んで参ります。
そしてここ数年で一気に日本の環境問題でのスタンダードになっている「SDGs」が今日の日記の内容です。
今年の4月に当グループのホログラム事業の世界会議が日本で開催されました。
これは当事業の各国の責任者が1か所に集い、これまでの結果や今後すべき事について話す年に一度の会議です。コロナ禍の際は開催されませんでしたので、3年ぶりの開催となりました。
ここで私はこの3年で日本において大いに盛り上がっている「SDGs」を議題として話そうとした時です。台湾、アメリカ、中国、韓国、タイ、インド、ドバイ・・・世界各地17か所からの幹部達は誰一人として「SDGs」の言葉を知らなかったのです。
私は最初愕然として「なんて不勉強な・・・」と自分が正しい側として不安さえ感じたのですが・・・。逆に「SDGs」を知らない世界の他の幹部たちの方がずっと環境に対して積極的に活動をしていました。
そう、日本だけが「SDGs」という言葉とその内容に踊らされている事を始めて知った瞬間でした。
先日、米国出張に行く機会がありここでも環境問題について学んできましたが、やはりアメリカ人のほぼ100%が「SDGs」を知りませんでした。
そして街のどこにも企業にも学校にも「SDGs」という言葉も例の丸いカラフルなマークも見る事はありませんでした・・・。「Sustainable(サステナブル 持続可能な)」という単語は良くみかけましたが。
つまり「SDGs」は知らなくても当たり前に環境対策、持続可能な活動はしっかりとやっているのです。
正確に情報を取って何がただしく、どういう優先順位ですべき事に対応していくか・・・。
ここから先は皆さんで調べてみてください。 → 「SDG‘s 日本だけ」 で検索。
村田金箔グループ
代表取締役社長 村田 志郎
2023/6/26